自分でやりたい!一人でできる!と、なんでも大人の真似をしたいこどものやる気を汲んでお手伝いをしてもらうとき、手狭な台所ではうっかり火傷やケガの心配があることも。
以前から、こどもの隣で教えるのは良いのだけれど、作業に集中し始めたら、台所ではなくダイニングテーブルやカウンターなどお互いが少し離れた方が安心して作業できるのにな、と感じていました。
ひとつのことに集中してじっくり取り組んだり作業に没頭することは、とても刺激的。
大人にとってもこどもにとっても大切な時間です。
子供たちが台所に興味を持ち始めると、時には親が戸惑いや混乱することになりがちです。
いよいよきたな…と、実践的なスキルを教えなければ!と包丁を渡してみるも、やっぱりまだ早い!やめて~!となりそうですよね。
でも包丁を持たせることの前に、こんな視点で考えてみませんか?
使いやすい道具をつかう(手)
作業の流れを知る(脳)
植物や野菜の成り立ちを知る(自然)
水を大切に使う(環境)・・・といった身の周りのことが学べるのが、キッチンです。
初めは道具を使わなくても、野菜の名前クイズををしたり実際に半分に切って見せて中を観察するのも楽しいですよ。
まずは安全な子供サイズの道具を揃えてから、台所育児を始めてみてください。 あとは、子供の機嫌が悪いときや自分に時間がない日もあるので、無理をせず次のチャンスを待ちましょう。
手を動かすことでできること。
集中してできること。
誰かの役に立つ歓びを知ることで、のびやかに成長してほしいと願っています。
Work in Daily Life では、長く使える家具をデザインしています。 幼児期だけのおもちゃではないinspire kitchen の他にも、 子供部屋のレイアウト、学習机、本棚、テーブルなど、お気軽にお問い合わせください。
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