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執筆者の写真Kiyo SANADA

台所育児のその先にあるもの。育てたいのは自分で創る自由な発想。

更新日:2023年1月15日



「あれ?ちょっと背、伸びた?」


ついこの前まで着ていたこどもの服が小さくなっていたりと、何気ない瞬間にこどもの背が高くなっていることに気が付くこと、ありませんか?


我が家も最近、そんな出来事がありました。

それは、inspire kitchen が低くなっていたことです。


特に息子は、昨年秋ごろから首を下げて使うようになっていて、なんとなく包丁を持つ手元が遠いみたい。


↓継ぎ脚/ステンレス取り付け前(キッチン高60㎝)


よしよし~ならばこれの出番!!

そう、私はこの時を待っていました!!



inspire kitchen の木製脚は高さ10㎝です。そこにステンレス製の継ぎ脚を靴下のように履かせると、、、キッチンの高さが5㎝アップします。


もちろん、木製の脚を取り替えて高くすることも可能ですが、ステンレス製の継ぎ脚セットがあれば、2段階の調整ができます。内部に仕切りのある筒状のこの脚は、上下を逆さにすることで+5センチ、または+10センチの高さにすることができますよ~。 (おそらく来年の今頃には、更に5㎝アップすることになりそう...。)



↓継ぎ脚/ステンレス取り付け後(キッチン高65㎝)


実は、我が家ではこの inspire kitchen をどう使うのか?いつ使うのか?を、完全にこどもたちに任せているので、息子は突然こんなことを言い出します。(しかも夕方、5時すぎに・・・。)


「あ~なんかデザート作りたいな~なんか材料ある?」


エ、イマ、デスカ?


とフリーズしてしまいそうな一言ですが、台所ではなくinspire kitchen を使うこと前提なので、私もどうぞどうぞ~楽しみにしてるわ~と快く言えるのです。


この日は、ゼリーを作るか団子を作るか悩んだのち、みたらし団子を作ってくれました。

団子粉の袋に書いてある作り方を見て必要な道具を準備したら、あれよあれよという間に、さっさと作り始めていましたよ。砂時計で3分をきっちり計って団子をゆでる姿勢、見習いたいほどです。



さて、これまでもいろいろと独創的なデザートを作っていた息子。


リンゴをすりおろしたタレを団子にかけたり、苺とチョコレートを混ぜたデザートソースを作ったり、柿とヨーグルトのデザートを作ったりと、(どこか実験的な内容ではありますが)あれこれ試行錯誤してやりきることに喜びを感じている様子です。


今回のみたらし団子はあんも美味しくて出来ていたので、母としてはパーフェクト!でしたが、息子曰く、「170㎖の水を全部粉に混ぜたからべちゃっとしてしまった。次は、水加減をもっと慎重にしようと思う。」と、しっかり振り返りをしていました・・・。


inspire kitchen を使ったあとは、片づけまで自分でやります。水を溜めるタンクはいろいろと形状を変えて、今はとってもシンプルな5リットルの蓋つきバケツを使っています。


一番最初に使った灯油タンク型やじょうろ型など、いろんな5リットル容器が市販されているので実際に試しながら我が家に合うタイプを探しているところです!



台所育児を始めた当初は、こどもが料理の手伝いをしてくれて私の家事負担が軽くなればいいな・・・という期待があったのですが、実際にルーティンにできていることはそれほど多くはありません。それでも、今はこれで良いのかなと考えるようになってきました。


いま大事にしたいのは、「暮らし方の方法を教える」ということ。

料理、洗濯、お風呂掃除、トイレ掃除、ゴミ出し、暮らしに必要な小さな仕事はたくさんあるけれど、その方法を知ってると、知らないとでは大きな違いがありそうですよね。


その全てをルーティンにすることは難しいけれど、この中から1つ、2つくらいをこども自身が自分の係だと決めて、続けていけたらな~と考えています。


台所育児のその先にあるもの。まだまだ模索中ですが、こどもの自由な発想から広がる世界に真剣に向き合う姿を見ると、自由に創ることに喜びを感じているのがよくわかります。

そんなキラキラした姿が、答えなのかもしれません。



オモチャのキッチンが、一時の遊びで終わる理由の一つに、「こどもの成長が早いこと」がありますよね。オモチャの大きさ(高さ)が合わなくなってくると、サイズダウンした服のように使いにくくなっていくのでしょう。


Work in Daily Lifeは、使い捨てにしない工夫を取り入れたオリジナルデザイン家具ご提案しています。


それは例えばこんなこと・・・

・高さを調整できる、取り外しができるなど、フレキシブルなデザインにすること。

・大人が使うキッチンや家具と同じように、きちんとした造りにすること。

・動物実験をせず、有害な揮発性物質を排除するなど自然環境に配慮したブランドの塗料を使うこと。

・永く使うために、修理ができる構造にすること。


子供部屋のチェスト、デスク、本棚などなど。いずれ小さくなって使わなくなるものよりも、フレキシブルなデザインで長く使える物を選んであげたいですね。


◇納品事例はこちら




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(お見積り無料です、お気軽にお問い合わせください。)


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inspire kitchen

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