DAY:3
4才K君が、お母さまと参加してくださいました。
K君は去年のワークショップにも参加してくださって、ブルーベリー&オレンジのオリジナルジャムを作ってくれたのです。
1年ぶりに出会った彼は、幼児さんというよりすでに少年でした!
背も高くなっているので、キッチンも去年より高くしてみようね。
Vol.1 【2才・Sさん体験レポート】はこちら
Vol.2 【8才・Cさん体験レポート】はこちら
Vol.3 【5才・Cさん、Yさん、Rさん体験レポート】はこちら
Vol.4 【1才・Nさん体験レポート】はこちら
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Vol.6 【2才・Sくん体験レポート】はこちら
だいたい天板がおへそのあたりにくるようにするといいんだけど・・・おっ!この辺かな?
去年より高い10センチの脚がちょうど良さそうですね~。
こんな風に、キッチンもK君と一緒に成長できるんですよ♪
K君はリンゴ、苺、なつみ(蜜柑)を選んでくれました。
リンゴカッターを挿し込んでぐぐぐぐ・・・あれあれ?入らない??
お母さまにも手伝ってもらいもう一度・・・・なにかおかしい?
なんと、カッターよりも大きなリンゴだったようで、これ以上は挿し込めないみたい。
たまたまもう一個カッターがあったので試してみると、微妙に大きかったのかなんとかカットできましたね。良かった~。
ご自宅でも包丁を使い始めているというK君。
去年は怖がっていた左手を添えることも自然にできていましたね。そんな姿に、この一年間の成長を感じます。
きっと、包丁の扱い方が自然になるまでには何度もヒヤっとする瞬間や多少のケガがあったかと思います。でもその先には、「自分でできる」という未来が待っているのですね~。
身の回りのことをできるようになりたい、お母さんの役に立ちたい、そんな気持ちを受け止めてもらって安心して挑戦できる。4才というこの時期に「やりたい!」気持ちを消化できることに、どれほど勇気づけられていることでしょう!
もう少しして6才頃になると、そんな気持ちがふっと消えたように感じる時代に入ります。
それまでに包丁の扱い方をはじめ、自分でできることの喜びや誰かの役に立って喜んでもらった経験が大切だと思います。そういった経験がある子どもは、小学校高学年で家庭科の授業が始まった時にも、昔の楽しかった、誇らしかった記憶がよみがえることでしょう。
K君オリジナルジャムはゴロゴロジャムになりそうです。
最初あまり水分がでなくてカラメルっぽい香りがしてましたが砂糖を足すとフツールの水分が出てきて果汁で煮込めるようになってきました。
途中、お母さまに鍋を任せて水受けタンクに溜まった水を捨てに行ってくれたK君。
よいしょ~っと運ぶ姿がとても頼もしく感じました。
フルーツゴロゴロに仕上がったK君オリジナルジャムは、このままでも美味しいそう。。
りんごがしんなりなったところで、すこし潰しながら煮込んでいきます。
その間に、カフェのオーナーさんにビスケットをもらいに行きましょう。
子どもだけで言えるかな?
何て言えばいのかな?
そんな、子どもたちのドキドキが聞こえてくるようです。
試食の準備をしているときに、水差しで大人の分のお水を注いでくれたK君。
エスプレッソ用の小さなカップに上手に注いでくれました。
ご自宅でも、こうした水差し(250~500mlがちょうど良いと思います)があると、喉が渇いたときに自分でコップにそそぐことができますよ。
中の水が見える透明なガラスがおすすめです。落としたら割れる素材だからこそ、丁寧に扱うことを伝える機会になります。中身が見えると、水が傾いていたり残りの量が見えるので、手の動きと目の動きを連動させる練習になります。
もちろん、何度もこぼすことを想定した工夫があると安心です。
例えば、トレイを敷いたり布巾をセットすることで、濡れた場所を拭くことも教えることができます。そういった過程を経て、ついに自分ででできるようにななった子どもの姿には自信に溢れた顔をしているんですよ。
毎回子どもに呼ばれてお水を入れてあげている大人にとっても、この自立はかなり助かります。これらの暑い時期は、冷蔵庫の手が届く高さにピッチャーがあると良いですね。(フタ付きがおススメです)
K君、お母さま、2度目のご参加ありがとうございました!
K君の一番近くにいるからこそ分かる成長もあれば、近すぎて見えにくいこともあると思います。
自分以外の大人やご家族と一緒に過ごす時に感じるK君の成長、心の成長を一歩下がって観察しつつ、見守っていきたいですね。私も、来年の彼をとっても楽しみにしています♪
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使用したキッチン
inspire kitchen 2Doors (クリアオイル塗装)
W80×D40×H60㎝
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inspire kitchen を使ったイベントやワークショップは今後も開催してまいります。
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