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執筆者の写真Kiyo SANADA

GW親子ワークショップを開催しました。(Vol.1)

更新日:2023年1月15日



3年ぶりに移動制限が無かった今年のGW、どのように過ごされましたか?

Work in Daily Lifeでは、久しぶりに対面での親子イベントを開催しました。



それぞれの心の内で静かに起こっている発見の瞬間や驚いた表情を近くで見ることができてこちらが癒される時間となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!




さて今回は、神奈川県秦野市にある、カフェRoostさんの2階をお借りして、保存料不使用のオリジナルジャム作りのワークショップを開催しました。

さらに、ご参加いただいた方には 丹沢講房さんの美味しいビスケット(外はカリッ、中はフワフワ~)をご用意して、最後まで美味しい楽しいWSになりましたよ。



カフェRoostさんは、小さなお子様連れの方にもゆっくり過ごして欲しいと、普段からカフェの2階を開放して木製の玩具、絵本、子ども椅子の他、家族で集えるような広い座卓、ゆったり座れるソファ、おむつ交換マットなどを準備してくださっています。そのため地元の方や秦野に遊びに来られた方がリピートされる、ほっと一息つける素敵な空間です。



では、ここから数回にわたり、WSの内容をレポートしていきます~!

 

【1日目:4月30日、参加者:8才・Yさん、11才・A君】

小学校3年生のYさんは、お母さまと一緒に参加してくださいました。


もともと、丹沢講房さんがこのWSに焼き菓子を提供してくださることをご存じだったお母さま。Roostさんでランチをされた際にinspire kitchen を使ったジャム作りに興味を持ってくださったのでした。


では、始める前にオリジナルジャムの作り方クイズです!

「この4枚の紙を①から順番に並べてみましょう。わかりますか?」

(大ヒントも書いていますよ!)

・・小学生にはさすがに簡単すぎるクイズでしたが、こうして事前にレシピの順番を知り、作業の途中で今どこまで進んでいるのかを確認するために、この紙がとても役にたつのです。(実際、切ることに没頭して①が終わったのは1時間後、、、え?やっと今から②なの?!とびっくりしていたお2人です。)



さて、Yさんが選んだのは、リンゴ1個、キウイ2個、イチゴ4個。

ジャムの出来上がりはトロトロを目指すとゴールを決めてから、スタートです!


リンゴは中心をくり抜きながら8当分にカットできるリンゴカッターを使用しました。リンゴの皮を一緒に煮込むと色が移って赤くなるんだよ~ママが言ってた!と、出来上がりのイメージもバッチリのYさん。ひたすらすりおろし器で大量のリンゴ、キウイ、イチゴをスリスリ、スリスリ、まだまだ、、、キウイはえい~手で潰しちゃえ~で、ハイ!できた!





およそ1時間、じっくり時間をかけながらも途中でお母さまが手伝おうとされると、「いい!自分でやりたい!大丈夫だから!」と、制されていました。


自分でやりたい。その気持ちを応援するこのinspire kitchen ならではの瞬間です。そして、その気持ちに付き合うよ!という大人の姿勢(根気がいります!お疲れ様です!)こそが何よりの応援になっていました。



すり潰したフルーツを鍋に入れて火をつける。


この時カセットコンロの扱い方もお伝えしながら、弱火とは?強火とはどんな状態か?を炎を見ながらお話しました。こどもが火を扱うことに対してハードルが高い!と感じる方もいらっしゃいますが、炎を使う鍋の大きさ以上にしないこと、鍋の取っ手を持ちながら混ぜること(片手で混ぜると鍋が傾いたり、ふいに空いた手で熱い鍋に触れてしまうことがあります。)で、火傷の危険を最小限に抑えられるのではと考えています。


初めての道具を使った経験は、知識のベースになりますので、できるだけ丁寧に、具体的に、目で見てわかる方法で伝えていきたいですね。




ことこと。いい香りがしてきました・・・でもここにきて、不安そうなお顔のYさん。。

「・・・これ、美味しいのかなぁ。」


(失敗してたらどうしよう・・・)そんな不安な気持ちのまま、ひと口味見をぱくり。

次の瞬間、「これおいしい~っ!」と、とってもいい顔で、合格いただきました~。


いったいどんな味なの??と興味深々のお母さまも、ぱくり。

キウイの酸味があるけど、リンゴの風味も感じるジャム、とのことでしたよ。

「何かに似ている」ではない、Yさんだけのオリジナルジャムのできあがりです!


出来立てのジャムを丹沢講房さんのビスケットに添えていただきます!

今回のジャムWSに合わせて甘さを調整して焼いてくださったので、相性抜群!中がフワフワのビスケットはもう1個、、とついつい手が伸びてしまう程の美味しさでした。



しかし、ここで衝撃の事実が判明!!


Yさんはジャムが好きではない、、、???

あまりにも驚いて「!!!なぜ??」と言葉にならない声になってしまった私。


実は、市販のジャムの甘さや強い香りが苦手なのだそう。

では、なぜ参加されたのか?というと、今回のWSは使うフルーツや甘さを自分で決めて調整できると聞いたので、とのこと・・・。


そんな経緯があったのですね、、、。

苦手なジャムを、この方法なら好きになれるかも?!とあえて挑戦してくれたYさん、ご参加いただいてありがとうございました。そんなあなたに出会えて、私も嬉しいです!


そして試食の後は、3分の砂時計を何度もセットしながら「まだ時間があるよ~!」と、最後の最後まで仕事を見つけて片づけをしてくれました。



Yさん、お母さま、本当にお疲れ様でした。

最後に、残りの苺を豪快に、どうぞ召し上がれ~!


使用したキッチン

W85×D45×H65㎝ (※H15㎝の木製継ぎ脚を使用)


※この日、お隣で参加してくださった11才・A君のレポートは、Vol.2でご紹介していきます。


◇納品事例はこちら




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