前回に引き続き、GWに開催した親子ワークショップの様子をお伝えしてまいります。
Vol.1 【8才・Yさん体験レポート】はこちら
Vol.3 【4才・T君体験レポート】はこちら
Vol.4 【3才・K君体験レポート】はこちら
Vol.5 【5才・M君体験レポート】はこちら
この日参加してくれたのは、11才のA君です。開催場所であるカフェRoostさんで開催された原画展をきっかけにイベントの情報をチェックされていたところ、今回の親子ワークショップを見つけてくださいました。
レシピの順番を当てる簡単なクイズの後は、絶対に守ってほしい3箇条をお伝えしました。・・・・が。
SANADA:「初めに、3つのお約束があります!これだけ守ってくれたらあとは自由にやっていきましょう!」
SANADA:「まずは1、水替え。ディスペンサーの水を使いきったら、下のタンクに溜まっている水を捨てましょう。2、丁寧に。包丁に慣れてきても、スピードが大切な訳ではありません。ケガをしないようゆっくり切りましょう。3、・・・?あれ、なんだっけ。きゃ~っ忘れてしまいました、、、)
正解は「3、包丁は必ず決めた場所に置く。どこにでも置いて良いのではなく、定位置に戻しましょう。」でした~。なんともズッコケなオチがついてしまいましたが、、、気を取り直して、スタートです!
さてさて、ジャムにするフルーツを決める時「2種類のジャムを作りたい!」と言い出したA君!!長丁場になるけれど、最後まで頑張りましょう!と、オリジナルミックスジャムと苺だけのジャムを作ることになりました。
まずは、リンゴ、キウイ、イチゴから。トロトロの出来上がりを目指して、適当な大きさに切ったあとはすり下ろしていきます。キウイやリンゴなど、片手で回しながら切るのが難しい場合は、横半分にして切り口を下にし、皮を削ぐように切り落とす方法がおススメです。この切り方は必ずしも王道ではありませんが、これもひとつの正解で結果は同じですよね。
ひとつひとつの動きがとても丁寧で、きっちりやり遂げる。そんな仕事っぷりを見せてくれたA君は、切り終えたフルーツを鍋で煮込んで甘さを足していく時も、スティックシュガーを1袋(=3mg)ずつ確認しながら自分好みに仕上げてくれました。
特に、水替えのタイミングは完璧!
こちらがタンクを確認する時には既に水替え作業が完了していて、彼自身が「タンクの水量をチェック→ホースを抜く時に水が垂れないようカップにいれる→タンクの水をこぼさないよう捨てに行く→ホースを戻す」をテキパキと遂行してくれていた様子。
(その間、私はお隣のYさんとお話したりで、全く彼のスーパーな動きに気が付かず。。。)
実はとってもとってもアナログな仕組みの inspire kitchen 。
毎回の水替えが面倒かな・・・?と思いきや、A君のようにコツを掴むのが早かったり、もっと幼い年齢のお子様にとっては水替え自体が楽しいイベントだったり。
こちらの予想以上にすんなりと‘’アナログ感‘’を使いこなしてくれる姿があり、頼もしい限りです。
さて、イチゴだけの2ラウンドも終えて時間を見るとなんと開始から2時間以上経っていました・・・お疲れ様です!!
その後の試食タイムでは、丹沢講房さんのビスケットでやりきった疲れを癒しながら、2種類のジャムを食べ比べしてくれました。
じっくり取り組んだジャムのお味は?
ミックス:ほぼリンゴだね!
イチゴ:ふつーに美味しい!ジャムは苺だけが最高に美味しい!やっぱ苺!
この感想にも、うん、やっぱり苺は王道なのか~と、妙に納得。
さて、この日ご参加いただいたお2人は共に小学生ということで、それぞれの身長に合わせて事前にキッチンの高さを調整しておきました。
8才、Yさん使用キッチン(パイン材):H55→H65㎝
11才、A君使用キッチン(グリーン塗装):H60→H70㎝
特にA君の場合は、木製脚に靴下を履かせるように取り付けるステンレス製の継ぎ脚を使用しているので一般的なダイニングテーブルほどの高さで作業することができました。
このようにinspire kitchen は、キャビネット部分に長さの違う脚を取り付けることでお子様の成長に合わせた高さ調整を可能にしています。自分にあったサイズ、自分に合った大きさの道具を使うことで力のコントロールがスムーズになります。
実はお母さま曰く、台所仕事に参加したがるピークを一度は過ぎてしまった、というA君。
キッチンには、化学変化あり、分量の対比もあり。(もちろん良い香り~も)
幼いころ夢中になった感覚的なキッチン遊びが、小学校の調理実習で学ぶこと(どうしたら美味しくできる?分量は?手順は?といった理論的なこと)に変化していく年齢で、また台所に興味が湧いてくるかもしれませんね~。
実はカフェRoost のオーナーさんもそのタイプで、ぱったり台所に興味がない時代を経て、家庭科の授業がきっかけで中学生の頃には「いつか店をもちたい!」と考えるようになったそうですよ。
A君にとっても、ワークショップの体験がいつの日かふと思い出す記憶になるといいな。それが料理の世界ではなくても、インテリアやモノづくりなどなど、いろんな仕事に興味を持つ種となり続けてくれたら、最高です・・・。
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後日、「朝食に、自作のジャムを食べて登校しました~」と、お母様から嬉しいご報告が届きました。
A君&お母さま、2ラウンド本当にお疲れ様でした!またぜひ、挑戦してみてくださいね~。
使用したキッチン
※この日、お隣で参加してくださった8才・Yさんレポートは、Vol.1でご紹介しています。
◇納品事例はこちら
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