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執筆者の写真Kiyo SANADA

冬の親子ワークショップを開催しました(Vol.6)

更新日:2023年12月19日



Day2:

2才S君とご両親が参加してくださいました。


5月の連休に開催したオリジナルジャム作りワークショップにもご参加くださったご家族です。7カ月ぶりに出逢ったS君は、背が伸びていてさらに元気いっぱいです!


今回は結構大人の力が必要ですよ~!と事前にお伝えしていたこともあり、ご両親のやる気も十分伝わってきました。


粉の計量、水の計量にも挑戦。

細かい部分まで、サポートしてもらいながら自分でできましたね!



キッチンには、混ぜる・切る・すくう・濾す、などの用途に応じて、いろんな形の道具があります。粉っぽいときはヘラで混ぜ、水っぽくなってきたら泡だて器と、あえていろんな道具を出してみました。


そのひとつひとつにとても興味津々のS君は、いつまでも混ぜていたい!そんな心の声が聞こえていましたよ。


まだ2才、されど2才。全力でサポートしてくださるご両親と、

「一人でやりたい!」と自分でやりたい気持ちでいっぱいのS君。


前回はその気持ちが爆発していたように感じましたが、今回はちょっと違います。

お母さまの声掛けに、「はーい!」と可愛くお返事をして、はやる気持ちを一旦落ち着かせているように感じました。


「少し待つ」ができている~!ここに、彼のこの半年間の成長を見た気がします!



白玉液を濾して鍋にいれ、火にかけたら意外とすぐに固まり始めました。


どんどん固まって餅のようになったら、砂糖を3回に分けて加えます。

砂糖を加えることで求肥の水分が出てくるので、熱で蒸発させながら練り上げるのですが、

これが・・・とっても重い!!


大変な作業でしたが、お父様の全開パワーで一気に練り上げてくださいました。

(お疲れ様です!)


前回のワークショップの際、S君にウェーブカッターをご紹介したのですが、それからはご自宅でバナナを切って食べることが楽しみになっているとのこと。


実際、バナナって皮を剥いちゃえばすぐ食べられるんだけど、「切る」というワンクッション挟むことで、「自分でできた!」という自信が湧きますよね。


そうした工夫も、やる気を育てる台所育児のアイデアの一つですね~。



出来上がった求肥をバットに移し、ある程度冷めてきたらバットごとひっくり返します。


せーーーーの!!

びよーーーーん!!


お父様パワーのおかげで、もっちりとした求肥ができあがっていました。

これは美味しそう~♪


スクレーパーで押し付けながら求肥を切り、あとは好みのフルーツと餡子を包んでいきましょう。



ここで、S君のためにフツールを細かく切っておかれるお母さま。


実は、事前のお問い合わせの際に

「2才に求肥を食べさせるのは危険でしょうか?喉に詰めないか心配です」とご質問をいただいていました。


求肥の出来上がり具合によってモチモチ度がかわりますが、細かく切ることもできるので嚙みやすい大きさで作りましょうとご提案しました。


子育て中は心配事が尽きませんよね。とてもよくわかります。それでも実際にやってみながら、危険の程度や対処法を体感していくしかないのかなと思います。


当日は多少の不安があったそうですが、それでもご参加くださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!



ワークショップ後にご感想をいただきました。


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◇S君お母さま

家でさせていないような作業ができることで、新しい発見ができて嬉しいです!


普段は、レタスをちぎったり、ゴマをすったりと料理に参加してくれているので、今後は包丁を使っていろんな食材を切らせてみたいです。


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レタスちぎり、楽しそうですね!

葉物野菜は種類によって厚みも違いますし、繊維の方向によってちぎる感覚も変わります。また、キャベツやレタスや白菜は一枚の葉が大きいので、 細かくちぎる?大きくする?中に具を包む? などなどアレンジの数だけレシピが増えますね。


幼くても自分でできること、これからもS君と一緒に見つけていってくださいね。



S君、ご両親様、再びワークショップにご参加くださり誠にありがとうございました。

こうしてキッチンを通してお子様の成長を感じることができ、とても嬉しく思います。


今後は包丁を使ってみたいとのこと、既にウェーブカッターで日常的にバナナを切る体験をしているS君ですから、細長くて握りやすい「にんじん、きゅうり、茄子など」を切るのはいかがでしょうか?


ただ、包丁はウェーブカッターと違ってかなり切れ味が良いので、まずはカトラリーナイフやまっすぐな形のバターナイフを使い、


・切るものに刃をあてること(自分の指にあてない)

・まな板の奥に布巾をセットして使わない時はここに置くこと(適当に置くと落下の危険あり)


このポイントを意識しつつ、ゆっくりとしたお手本を見せてから始めてみてください!


そしてまたぜひ、キッチンに出逢いにいらしてくださいね。

お待ちしております♪


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使用したキッチン

2才、S君

W80×D40×H60㎝


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